解体費用

木造2階建ての古家付き物件の解体費用の相場はいくら?

 不動産の販売広告やチラシ、マイソク、レインズといった資料を見ていると用途は土地として販売しており、(古家付き)となっている物件を多く目にする。
 このように古家付きで名目は「土地」として販売されている不動産物件の購入を検討する場合は、その建築物を解体した場合にどの程度の金額が発生するのかを確認しておきたいもの。
 では対象となる土地物件の上に木造2階建ての延べ床24坪の古家がある場合、解体費用はどのくらいかかるのだろうか?

答え:坪単価2~4万円で予測を

 木造住宅の解体費用の相場の目安としては、およそ3万円弱のラインが最も平均的なライン。

 対象となる物件の条件や敷地の状況、間口などにもよるが、ざっくりと解体費用のイメージを掴んでおきたい場合は、建築物の床面積かける3万円以上を平均的なラインとして考えておくと良い。

なぜ解体し更地で販売しないのか?

 古家付きの土地として販売されている物件は、実は不動産業者のテクニックでこのような表記にされている場合もある。

 築年数が建っており建物の評価がゼロにしかならない物件であっても現在はリフォーム技術が格段に高まっている為、このような古家付き物件ばかりを狙っているエンドユーザーにアピールするには、この表記は実は有効である。

 また、解体して綺麗に整地し更地にした状態で販売したほうが飛ぶように売れそうなエリアであるにも関わらず建物付き(古家)で販売されている場合は、何か違う要因が関与しているかもしれないのでより慎重に調査を進めることが大切である。

※Point!怪しい場合は徹底した調査をしよう

坪単価4万円を超えるケース

 木造住宅の解体費用は見積もりを重ねていくと、最終的に坪単価24000円~27000円程度の見積もりになってくる。

 居室の構造や残置物によって多小の単価の上下はあるが概ねこのあたりに収まりやすい。

 但し、木造住宅であっても坪単価が4万円程度となる物件もある。

 これは車付けが不可能な物件や再建築不可となるような進入路の間口が2Mを切っているようなケースだ。

 この場合、廃材を車に積み込むまでにかなりの労力を必要とするため、人件費もかさみ坪単価が上乗せされることになる。

坪単価があがるケース

 右図のような旗竿地で通路が狭い場合などは典型的なパターンで解体した廃棄物を運ぶ際にも多くの人手が必要となるため単価が若干高くなる。

 単価が高い場合は特殊な地形や前面道路の幅員が狭いケースがあるので、周辺環境もチェックしておこう。

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