地盤改良費用

柱状改良工法(杭打ち)のコストの相場はどのくらい?

 近所の古家の取り壊し解体工事が始まった後、クレーン車のような大きな機械が土地に入ってきて何やら地面に穴を掘っている。
 これは地盤改良工事が行われている証。杭を打ち込む柱状改良工法で地盤改良を行う場合は2~3日かけての杭打ち工事が必要となる。
 この柱状改良を行う必要がある場合、どの程度の工事費用がかかるのだろうか?

答え:坪4万円~5万円が相場

 地盤調査の結果、地盤改良が必要な土地と判明した場合は、どのような地盤改良が必要かをまず検討することになる。

 柱状改良工法は地盤改良を行う為のひとつの工法で、コンクリートの杭を敷地に数本打ちこんでいき、杭の上に基礎を構築することで軟弱地盤でも建築が可能となる地盤強化法。

 表層2M~8M程度までは柱状改良工法で十分対応可能。

柱状改良工法とは?

 工事は大型重機を搬入し数日かけて行われるが30本程度の杭打ちなら工事日数は3日程度で終了する。

 尚、柱状改良にかかる費用は、建築資材費、工事費など幾つかの項目があるがこれらの費用コミコミで坪当たり4万円~5万円が相場。

土地50坪の敷地で建蔽率50%容積率100%の場合

 柱状改良工法のコストを算出する際の大まかな目安をわかりやすい事例で見てみよう。

 例えば、地盤改良を必要としている敷地の用途地域が第一種低層地域の土地50坪の敷地で建蔽率50%、容積率100%である場合。

 1回の床面積を最大の25坪で設計する予定で坪単価5万円の相場を目安として用いて計算すると、25坪×5万円=125万円となる。

※Point!25坪×5=125万円

 まあ実際は土地の条件や自沈層の深さ、杭の本数や敷地の形状などによっても地盤改良費用は変化してくる。

 しかしおおまかな数値を把握しておきたい場合は、坪4万円~5万円程度を想定し予算の目安を立てておくことができる。

 実際に上がってくる見積もり書を見ても逸脱して外れることはそうない。

 逆に言えば、あまりにも逸脱して高額な見積もりが上がってくるような場合は、業者を疑うよりも土地の心配をすべきである。

地盤調査はやはり重要

 関東エリアの建売住宅の物件で1階の床面積が15坪程度の物件に対し、40本近い杭打ちを行っていた現場を見たことがある。

 現場の職人さんに聞いてみたところ深さ7Mあたりにしっかりとした砂礫の層があり不安はないとのことだったが、川沿いでもなく低地でもない平地の物件でここまで地盤改良が必要な土地も自分だけかもしれないがあまり見かけたことがない。

 よほど親切な建売業者であったのか、万全を期したのか?それともそれほど軟弱な土地であったのか?真相ははわからないが、地盤の強さ、強度は周囲の環境や近隣の話しだけでは良くわからないもの。

 当たり前だが土の中の情報は、やはり土の中を調べてみないと解らないということだろう。

 尚、この建売業者はパワービルダー系の業者だったが、今も尚健在。

 地盤調査の方法は幾つかの種類が存在するが、調査の必要性のない例えば木造2階建て物件などの建築を予定している場合でも必ず地盤調査を行っておいた方が良いだろう。

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