借地権費用・更新料

借地権更新料の相場は何パーセントくらい?

 賃貸物件などの契約の場合は、2年契約で更新時には更新料が○ヶ月分かかります。などの記載がなされている。
 例えば、通常の貸家の賃貸契約の場合、更新料は「家賃の1ヶ月程度」というある程度の暗黙の相場が設定されている。
 では、借地権契約の際の更新料の相場はどの程度になっているのだろうか?
 ここでは実際に更新にかかる費用や更新料の相場についてチェックしてみよう。

借地権更新料の現状

☆ある程度の相場は存在する

 借地権契約の更新料の相場に関しては地域や契約条件によって大きく異なるのが現状である。

 そのため一概に幾ら、と確認する事は出来ない。

 しかしそれでもやはり、「ある程度の相場」は存在し、推測する事は可能である。

契約条件と地域で異なる相場

 借地権の貸主にあたる地主が、寺院などの場合は、一般的に借地権更新料の相場が低くなる傾向にある。

 逆に、個人が地主である場合は、借地権更新料が相場よりもやや高め。

 借地権物件に慣れた方であればわかると思うが、これはひとつの傾向として捉えても良いだろう。

 しかし、繰り替えすがこれらはあくまで傾向であり、基本的には、
●地域の更新料の相場
●借地の契約条項
 によって、更新料が異なる点を把握しておくべきである。

 これらの相場を調べるには、地域密着の不動産会社を利用するのが良い。

 また自分でこれらの相場を調べる場合は、HOMES(ホームズ)などの検索サイトからも調べることが可能である。

借地権更新料の相場一覧表

 更新料の相場は地域で異なることは前述してきたとおり。

 では一般的な「借地権の更新料に関する相場」を具体的にチェックしてみよう。

 以下表はあくまで参考資料としての相場であるため、実質の契約形態によって相場も変化する点を事前にご了承いただきたい。

【借地権更新料の相場一覧表】
地域 更新料率の相場
都心部エリアの更新料 借地権価格の4.5%~6%程度
都心部以外のエリアの更新料 借地権価格の3%~4%程度
高級住宅地・商業地など 借地権価格の4%~5%程度

 上記の一般的な相場と合わせて考慮しておきたいポイントは地主の形態である。

 日本における土地の借地権で最も多い地主は「お寺」など古くからその土地に根ざしている地主であるケースが多い。

 お寺が地主である場合は、この更新料が一般的相場より低めに設定されている傾向がある。

 逆に地主が個人の場合は、更新料がやや高めであることが多く、また個人の場合は特約が多くついているケースも多い。

 その為、不動産の借地権売買の際は、お寺が地主である借地権に人気が集中する傾向にあるのも事実である。

 このような付加要素も把握しておいて損はないだろう。

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