暖房便座の設置をする場合にやはり気になるのが設置後のランニングコスト。
暖房便座やウォシュレット機能を装備することで当然消費電力は上がり電気代が発生するがいったいどの程度の金額の電気代がかかるのだろうか?
ここでは消費電力から想定される電気代の相場ラインをチェックしてみよう。
☆消費電力量は必ずチェック
市販されている便座メーカーの製品を購入すると、年間消費電力量の目安が記載されている。
もしサーモスタッドなどの節電機能や時間帯学習機能などがついている製品の場合は、節電機能使用時と未使用時の年間消費電力量が別々に記載されているはずである。
後々のランニングコストを事前に考慮しておく為にも自分が検討している製品の消費電力量は必ずチェックしておこう。
年間消費電量がもし200kwhの場合で考えてみよう。
この場合は一年間に想定される電気代は、1kwhあたりの電気代金である22円をかけることになるため200 × 22で4400円となることがわかる。
※1kwhあたりの電気代=22円
これはあくまで想定値ではあるが、このケースの場合に想定される1ヶ月の電気代は4400円÷12で366.666円。
約400円弱と見積もっておけば良いことになる。
近年販売されている暖房便座のタイプでは節電機能を使用した場合で年間消費電力量が150kwh以下の製品も多く見かけるようになってきている。
仮に年間の消費電力が150kwhである場合の1年間の電気代は3300円。
1ヶ月の電気代は3300円÷12で275円となる。
暖房便座へ交換した場合の電気代は購入する前に自分である程度計算できる為、ランニングコストも考慮して製品を選択すると良いだろう。