室内を暖める為に冬場はエアコン暖房をつけることは多くなる。
また床暖房設備が設置されている住宅やマンションなどの場合は、合わせて床暖房もONにするだろう。
ではエアコンと床暖房の電気代はいったいどちらの方が高いのだろうか?
答え:電気式床暖房の勝ち
電気式床暖房もエアコンもどちらも電力を消費して室内を暖める暖房設備。
エアコンを稼動させることが多くなる夏場や冬場と比較して涼しい春先や夏の終わり頃の電気代はぱっと見でわかるほど電気代が違う。
これはやはりエアコンを稼動したことが大きな原因であるケースが多い。
その為、「エアコンの電気代は高い」というイメージは誰もが持っているイメージのはずである。
エアコンと比較して電気式床暖房によって室内を暖める場合の電気代はどの程度かかるのだろうか?
電気代は消費電力や電力単価、使用時間、負荷率などの幾つかの要素と条件によって電気代コストが算出される。
これは地域によって異なる為一概に単価を算出することはできないが、ひとつだけ覚えておくべきものがあるとすると時間帯によって価格が大きく異なると言う点だ。
深夜電力が昼間よりも安いことはご存知だろう。
まったく同程度の消費電力をもつ器機を昼と深夜で使い分けた場合、電気代は軽く3倍程度の開きが出るケースも多い。
エアコンはその場で空気を温めて送風する。
電気式床暖房もその場で温めて徐々に室温を高めてくれる。
しかし電気式の中でも温水式の床暖房であれば価格の安い「深夜電力を利用し蓄熱するタイプ」の製品もある為、深夜電力を利用できる点を踏まえると総合的に見て電気式床暖房の方がランニングコストは安くなると言えるだろう。